今シーズン、F1は大規模なレギュレーション変更を実施するが、そのなかで大きな影響を受けるパワーユニットの技術解釈を巡り、メルセデスが採用しているとされる「圧縮比のトリック」が規制される可能性が高まった。
今シーズンから、F1のパワーユニットの圧縮比は「18:1」から「16:1」へと引き下げられる。これによりパワーユニットの出力が実質的にダウンすることになる。
FIAによる検査は、パワーユニットが本格稼働していない常温状態で行われる。しかし、メルセデスは常温時は16:1の圧縮比だが、走行モードで高温時に18:1へと圧縮比の許容値を高めるトリックを見つけ出したとされる。
このトリックは、メルセデスからレッドブル・パワートレインズに転職したエンジニアがレッドブル側に内容を伝えたとされる。当初、レッドブル・パワートレインズもこのトリックを採用したとされるが、実際は十分に実現できておらず、そのためこの裏技を意図的にリークしたとみられている。
FIAとパワーユニットメーカーは、このトリックに関して話し合いと投票で決める模様だ。フェラーリ/ホンダ/アウディなどは反対の意思を示しており、これにレッドブル・パワートレインズが加われば、全面的に禁止となることになる。
[2026.02.07]
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