アストンマーチンは新車発表会を開催し、今シーズンを戦うニューマシン「AMR21」を公開した。
チームは昨年までレーシング・ポイントとして参戦してきたが、今年から新たに伝統の“アストンマーチン”の名勝で参戦する。昨年まではメイン・スポンサーであるBWTのピンク・カラーをまとっていたが、アストンマーチンのブランドイメージに合わせて“グリーン”へと一新された。BWTはスポンサーとして残ったが、ピンクの色はドライバーのレーシングスーツに使われる程度に縮小された。
マシンのフロント周辺の処理は昨年型を基本的に踏襲した。昨年のマシンは“ピンク・メルセデス”と評されるほど似通っていたが、AMR21ではメルセデスAMGよりも細く絞り込んだ。リア・周辺の処理は、アンダーフロアにフィンが設けられた。リア・カウルにはエンジン付近に“突起の膨らみ”があるが、これはメルセデスAMGのマシンでも見受けられた。メルセデス・エンジンの仕様変更により、この膨らみが必然的に生じたと考えられる。
［2021.03.04］
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