ピレリのタイヤ責任者を務めるM・イソラは、今シーズンにウェット・タイヤを用いたレースのチャンスがないことに関して、次のようにコメントした。
『今シーズン、ウェット・タイヤを使用するかどうかは100%確信できていない。タイヤからの(雨水を巻き上げた)スプレーが非常に多く、視界が悪化することになるからね。誰もがドライバーに(危険性の)リスクを負わせたくない。』
『来年のマシンでは、また違ったものになってくるだろう。スプレーはおそらく少し減少するだろうね。』
今シーズン、FIAは安全性を優先して雨量が多い状況になるとレースを止めるケースが多く、ウェット・タイヤの出番がない状況が続いている。土砂降りとなったイギリスGPでもインターミディエイト・タイヤで走るマシンがほとんどで、シーズン後半戦でもウェット・タイヤの出番は少ないと予想される。
[2025.08.11]
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