今年、元F1ドライバーのＦ・アロンソはアメリカのインディ500挑戦を目指しているが、どうやら、ホンダはアロンソと再びタッグを組むことには消極的のようだ。
アロンソは、これまでに2度にわたってインディ500にチャレンジした。最初の挑戦だった2017年にはモナコGPを欠席し、アンドレッティ・オートスポーツと共にホンダのアメリカ部門「HPD（ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント）」の全面支援を受けた。しかし、最初の挑戦はトラブルでリタイアに終わった。2度目の挑戦となった2019年は、予選落ちする意外な結果となった。
アロンソは2020年にアンドレッティ・オートスポーツから3度目の挑戦をすると噂されたが、エンジンを供給するHPDがホンダ東京本社に確認打診をしたところ、“アロンソとの契約拒否”が申し伝えられた模様だ。アンドレッティ・オートスポーツもこの判断に従い、アロンソと契約の話は進めていないとみられる。
アロンソは、マクラーレンがホンダ・エンジンを搭載していた時代に酷評を続けた。ホンダの母国レースで“GP2エンジン”とまで言い放ち、ホンダとの関係を悪化させた。アロンソは最近になってこのときの発言を後悔していることを示した。
［2020.02.03］
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