現在、マクラーレンはニューマシン「MCL34」の開発を進行させているが、オフのテストでF・アロンソに“試走”させる計画が噂されている。
マクラーレンは今シーズンからC・サインツJrとL・ノリスを起用する。サインツJrとノリスは昨シーズン終了後のアブダビ合同テストでMCL33を走らせたが、マシンのことを完全に理解できるほどの走行距離は稼げていない。そのため、昨シーズン限りで引退をしたアロンソを今月のバルセロナ合同テストに特別起用し、“MCL34の評価とフィードバック”を担わせることを検討しているという。
もしアロンソがテスト走行を担当するとしても、半日程度のドライブにとどまるとみられている。残りの日程は正ドライバーの二人に担当させ、マシン習熟を急ぐことになる。
なお、Z・ブラウン代表は、サインツJrとノリスのフィードバック能力は十分に高いことを強調している。
『我々は、良いマシンであることを期待している。オフ・シーズンの開発は計画通り進んでいるが、どれほどの競争力であるかは分からないよ。我々はサインツJrやノリスから良いフィードバックを必要としている。MCL34は、2018年とは全く違うマシンになるだろう。もちろん、彼らのフィードバックは素晴らしい。』
[2019.02.02]
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