FIAは、来シーズンから「Tウィング」「シャークフィン」を全面禁止する方針を決めた。
F1は今シーズンからレギュレーションが大改革されたが、チームはこの改革の“抜け穴”を利用してTウィングとシャークフィンをマシンに実装した。シャークフィンは以前のマシンでも搭載されたことがあったが、Tウィングは初登場となった。
前戦バーレーンGPではメルセデスAMGのマシンからTウィングが脱落し、後続のマシンが脱落パーツを踏むアクシデントが発生した。このため、レッドブルはTウィングの即時廃止を訴えていた。FIAは全面禁止の方針を打ち出し、来シーズンにむけてレギュレーションを変更する。
なお、レッドブルは一部のチームが「予選でオイルを燃焼させて違法なパワーを得る可能性」についてFIAに問い合わせをしている。FIAは、このような行為は違反に当たると認識しており、今後のレースで取り締まりを強化する。
[2017.04.26]
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