ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介氏は、明日からのイギリスGPにむけて意気込みをみせた。
『イギリスGPは、F1の開催地として最も古いレースの一つであり、シルバーストーン・サーキットはマシンに厳しいパワーサーキットとして定評があります。全長6km弱のフラットなコースは、数多くの高速コーナーや複合コーナーを含む難しいサーキットで、タイヤや燃費にも大変厳しく、レース戦略とタイヤ、燃費マネージメントが中団におけるバトルの行方を左右します。我々はアゼルバイジャン(バクー)、オーストリアの異なる特徴を持つパワーサーキットで、パワーユニットを含むマシン全体のパフォーマンスや、チーム力が確実に向上していることを確信しており、ここシルバーストーンでは2台入賞を目指したいと思います。イギリスGPはマクラーレン・ホンダにとってシーズン一つ目のホームレースとなるので、特別な週末となります。特にこのサーキットに集まるファンは、モータースポーツの知識が豊富で、熱狂的かつレースの楽しみ方を心得ています。今も昔もホンダのF1活動に対して温かいサポートを頂いているので、そのファンの皆さまに良いレースを見せたいと思います。』
[2016.07.07]
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