マイアミGPの週末、ピレリのモータースポーツ責任者を務めるM・イゾラにとって“グランプリ現場での最終仕事”となった。
イゾラは、長年にわたってモータースポーツ責任者を務めてきた。イゾラは、ピレリがF1に単独供給を開始した2011年からF1タイヤ開発に携わり、様々なレギュレーション変更に対応してきた。新型コロナウイルス感染拡大でF1が開催できない時期は、母国イタリアで救急車の運転手を務めたこともあった。
イゾラは今夏までピレリに在籍するが、グランプリの現場での統括仕事はマイアミGPが最後となった。イゾラは、現場での役割を終えるにあたり、これまでの仕事を次のように振り返った。
『マイアミのパドックでは、多くの人が私に声をかけてくれた。そして“F1に多大な貢献をしてきたし寂しくなるよ”と言ってくれたから、とても嬉しいね。』
『これから新しい挑戦が待っているし、とても楽しみにしている。でも、F1は私にとって第二の家族のような場所だから、ここを離れるのは辛いよ。ただ、人生には決断を迫られる時期があるからね。』
『(これまでで印象的なレースを選ぶのは)330レース以上もあったから、1つを選ぶのは本当に難しい。ただ、2011年のメルボルンでの開幕戦かな。レース終了後、我々はみんな感動で涙していたよ。あと、ジュール・ビアンキの事故があったレースだ。あれは本当に悲劇的だった。そして、イタリア人ドライバーが表彰台に立ち、イタリア国歌が演奏されたここ数戦も非常に特別なものだった。』
『フェラーリが、ワールドチャンピオンのタイトルを獲得する瞬間を経験できなかったのは残念だ。在任中に実現することを願っていたよ。ただ、将来にそれが実現することを願っている。』
[2026.05.07]
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