マクラーレンは，先日のスペインGPでＦ・アロンソのリタイア原因が「捨てバイザーがブレーキダクトに詰まったことが原因」だったと結論づけた。
アロンソはレース中盤にブレーキに問題を抱え，ピットインをしたがブレーキが効かずフロントのジャッキ担当者を轢きそうになった。チームはアロンソのマシンを調査したところ，ブレーキダクトから焼け焦げた捨てバイザーが発見された。焼け焦げていたため，アロンソ自身のバイザーなのか，それとも他のドライバーのものなのか判別はできていない。
チームのレーシング・ディレクターを務めるＥ・ブーリエは，『ドライバーは捨てバイザーを必要としている。しかし，我々としてはこれをどのように投げ捨てるかについて考慮する必要がある。今後，我々はこの問題について何か考える必要があるネ』として，捨てバイザーのルールの明確化を要求することを明らかにした。
［2015.05.12］
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