ホンダのF1プロジェクト総責任者を努める新井康久氏は,開幕戦・オーストラリアGPにむけて次のように意気込みを見せた。
『アルバートパークから私たちの新しい時代がスタートすることにとても興奮しています。冬のテストはとても短く,開発したパワーユニットが実際のサーキット環境にどの程度フィットするかを検証するには十分な時間ではありませんでしたが,へレスからバルセロナまで,毎日のように新しいことを学びました。そして,私たちのパワーユニットは日々進化しています。
アルバートパークは,オーストラリアの自然環境に恵まれた美しいサーキットですが,ストリートサーキットならではの悪路と,それを取り囲む壁がドライバーやクルマにとって大変大きなチャレンジとなります。中速サーキットのため低いギアでの走行も多く,フルスロットル率も高いので,エンジンにとっては厳しい条件です。オーバーテイクポイントも少なく,ブレーキにも厳しいコースなので,ERSの使い方(エネルギー回生,放出のタイミング)にも工夫が必要となります。特にハイブリッドシステムについて,このサーキットの走行データがないので,フリー走行の2日間を有効に使いながら,レースに最適なパワーユニット制御ができるように仕上げていきます。
私たちは,まずはシーズンスタートのレースにサバイバルし,良い結果を残せるように頑張ります。皆様応援をよろしくお願いします。』
[2015.03.13]
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