今月28日，FIAは今シーズンから使用するV6ターボ・エンジンのスペック申請締め切り日としている。F1にエンジンを供給するフェラーリ/メルセデス/ルノーの3メーカーは，ここで提出したスペックで「凍結」されてシーズンを戦うことになり，シーズン中は“信頼性の向上”に関わるスペック変更のみ可能となる。
ルノーは，ヘレス・テストで他エンジンに比べて馬力不足と信頼性不足が判明しているが，このまま28日をむかえると厳しいシーズンになることは確実だ。ルノーのトラックオペレーションを統括するＲ・タッフィンは，現状について次のように展望を示唆した。
『もし，我々に信頼性で如何なる問題も無いのであれば，エンジンのスペック申請を提出した後では（何も変更できないので）より困難なものになるだろう。しかし，我々が信頼性に問題を持っているのであれば，変更を可能にするフェアで公平なルールがある。我々はそれをするだろうと思うよ。』
［2014.02.16］
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