マクラーレンのA・ステラ代表は、今シーズンから導入されたパワーユニットの規定改定に関して、問題があり改善を求めることを明かした。
『これは可能であり、シンプルなことだから、絶対に必要だと考えている。シンプルなことを複雑にしたり、直ぐに実行できることを先延ばしすべきではない。オーストラリアGPまでに必ず実現すべきだと考えている。』
『(ターボラグを回避させターボ圧を高めるために10秒近く掛かる現状では)グリッドでは、スタートが遅いマシンを放置しておくべき場所ではない。レースのスタート手順では、全マシンがパワーユニットを始動できる状態にしておく必要がある。これは、どんな競走場の利益よりも重要な問題だ。』
『(コース上でバッテリーを充電させるために意図的に低いギアで走ってリフト&コーストが頻発する状況は)後ろに他のマシンがいながら、前方のマシンがエネルギーを回収するためにリフトオフする可能性がある。このような状況は、車間距離が近い場合は理想的な状況とは言えない。バレンシアやポルトガルでのパトレーゼにみられてきたようなレース状況になりかねない。F1では、今後絶対に見たくない状況が他にもいくつかあるよ。』
今年からのパワーユニット規定の改定により、車速が50km/hを超えるまで電気ブーストは供給されず、内燃機関(ICE)が全ての仕事を担う。昨年までは、現在は廃止されたMGU-Hが最適なブーストを提供していた。そのため、ターボラグを回避しながらターボ圧力を高めるためにICEを高回転で“空ぶかし”をさせる必要がある。
バーレーン合同テストでは、ドライバーは必要なブーストを得るために10秒以上、アストンマーティンの場合はさらに長い時間にわたってエンジンを回転させ続ける必要があることが確認された。スタートのシグナルは点灯が開始してから5秒でブラックアウト(スタート)となるため、スタートが上手くいかなかったり、発進してもスピードが遅いマシンが存在して危険性が高まる。
また、今シーズンはバッテリーの電気回収のためにリフト&コーストが積極的に必要となる。ドライバー達は「3速ギアで通過すべきところを1速ギアで走って電気を回収する」といった手法をとることになる。ステラ代表は、前方マシンが急激にスローダウンして追突アクシデントが生じた「1992年ポルトガルGP(R・パトレーゼがG・ベルガーに突っ込みマシンが宙を舞う)」や「2010年ヨーロッパGP(M・ウェバーがH・コバライネンのマシンに突っ込みマシンが上空に投げ出され宙返りした)」といったアクシデントの再発に懸念を示している。
なお、これらの問題は1年以上前にフェラーリのF・バスール代表が問題点を指摘していた。それ以降、特に話し合いは行われていない。
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