可夢偉,6位は今週末の状態を考えると最大限の結果
ザウバーの小林可夢偉は,中団スタートから粘り強い走りで6位入賞を飾ったアブダビGPを次のように振り返った。
『決勝レースはスタートが大きかったです。スタート自体もよくて,前で挟まれているクルマがいたので,これはなにか起きそうと思ってイン側のラインは狙っていました。そこでうまくポジションを上げることができた。でもその後から,ダウンシフトがおかしくて,なんか半クラッチみたいな感じだなと思っていたら,突然つながってクルマの挙動が乱れたり。そのせいでKERSもちゃんと充電できないし,結局最後までフルブーストは使えない状態でした。
特にレース序盤はこの状態のクルマをどうやって運転しようといろいろ試していたんですが,後ろからミハエルがかなり詰めてきていたし,あの時が一番厳しかったですね。ダウンシフトでエンジンブレーキを使うと温度が上がってしまうので,ブレーキだけで車速を落として,そのあと一気にシフトダウンするとかしていました。途中,エンジニアから「ターン8でブレーキング頑張れ」とか言われたんですけど,頑張ったら温度上がるしクラッチを労りながら僕としてできるだけ頑張ってました。
6位は今週末の状態を考えると最大限の結果だったと思います。クルマが決まってなかったし,トラブルもあったし,もしセーフティーカーが入らなくてずっとレーシングスピードで走らないといけなかったらオーバーヒートしてリタイアする可能性もあったから,レースの展開もすごくラッキーでした。これであとメルセデスまで12点。頑張って巻き返せれば,自分自身の今後に向けてもいい味方になると思うので,残りの2レースも頑張ります。みなさま応援よろしくお願いいたします。』
[2012.11.05]
[関連記事] |
・ザウバー関連トピック ・小林可夢偉関連トピック |
---|

レッドブルは、今週末のエミリア・ロマーニャGPで「通算400戦目のレース」となり記念すべき節目を迎える。ルノーを追…
昨日、イギリスでは大英帝国勲章の授賞式が行われ、元F1ドライバーのM・ブランドルが「OBE」を受賞した。 OBEは、顕…
現在、ホンダ/HRCは2026年からのF1復帰に向けて準備を急いでいるが、F1関連のキャリア採用が増加中だ。 ホンダは2026…
鈴鹿サーキットは、公式オンラインショップでオリジナルお菓子「鈴鹿の風」の期間限定セールを開始した。 「鈴鹿の風…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(81件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |