FIAのM・ビン・スライエム会長は、個人のInstagramで今後のF1の将来像について“V10エンジンへの回帰”に意欲があることを明かした。
『今週にロンドンで行われたF1の発表会は、F1の今後に打ち手多くの前向きな議論を引き起こした。2026年のシャシーとパワーユニットに関する新レギュレーションの導入を楽しみにしている。そしてその一方で、将来のモータースポーツの技術トレンドについても(FIAとして)先導していかなければならない。』
『持続可能な燃料で走る轟音のV10エンジンを含めて、様々な方向性を検討する必要がある。どの方向性を選択するにせよ、チームとメーカーが研究開発費のコスト管理を確実に行えるように支援しなければならない。』
F1は2013年を最後にV10エンジンを終了し、ハイブリッド形式でV6エンジンを採用。そのため、エンジンサウンドが迫力不足との声が常に上がっている。しかし、エンジンの規定変更はパワーユニットメーカーからの反発も大きいため、導入は容易ではない。
[2025.02.23]
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