イギリスGPの週末、トヨタの関係者がハースのゲストとしてパドックに現れていたため、トヨタがハースと提携してF1に復帰するのではないかと憶測されている。

イギリスGPではハースのゲストとして、トヨタのモータースポーツ担当部長兼技術室室長を務める加地雅也氏がピットに招かれていた。これは、ハースの小松代表がル・マン24時間耐久レースでトヨタを訪問した際の“お返し”と考えられているが、ハースはチームの強化を進めていることから、両社の提携が噂されることになった模様だ。

トヨタは、過去にF1参戦をしたことがあるが、近年は耐久レースとラリーを中心にレース活動を行っている。しかし、昨年からF1との関わりに積極的な姿勢をみせており、トヨタの育成ドライバーである平川亮がマクラーレンとリザーブ・ドライバー契約を締結。また、宮田莉朋がF1直下のF2カテゴリーに参戦するなど、ドライバー面でのF1ステップアップの道を切り拓こうとしている。

トヨタはドイツのケルンにTMGのファクトリーを構えており、ハースも利用中だ。トヨタはこれまでに何度かF1復帰が噂されており、ハースとの提携の可能性も将来的には十分にありうると予想されている。

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