今週末、F1サーカスは南半球のオーストラリアでレースを開催するが、F1のスポンサーでもあるDHLが荷物到着遅延の危機を直前で回避する一幕があった。
F1サーカスは世界各国を転戦するため、マシンやパワーユニット、主要パーツは、グランプリ毎に飛行機の貨物便で輸送される。しかし、ピット設備やメンテナンス機材など、シーズンを通してアップデートされないものは複数セットが用意され、船便で輸送される。船便で輸送することで、コスト面を大きく抑えることができる。
オーストラリアGPで使用する機材は、船便のものは3月初めにヨーロッパを出発。機材は約40日かけてメルボルンに到着する予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、船便に輸送に大幅な遅延が発生。一部のチームの機材がオーストラリアGPまでに間に合わない可能性が発生した。
F1はDHLと協議し、荷物の一部を船便から航空便に乗せ替えることを決断。F1のコンテナを載せた輸送船をシンガポールに寄港させて荷物を下ろし、そこからDHLがチャーターした貨物航空便に乗せ替えて空路でメルボルンへと輸送した。メルボルンのパドックには今週初めにはコンテナが到着し、問題なくグランプリが開催される。
なお、バイクレース「MotoGP」ではコンテナ輸送に遅延が生じ、レース週末の日程が一部変更される事態となった。
[2022.04.07]
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