元ワールドチャンピオンでアルピーヌのアドバイザーを務めるＡ・プロストは、今シーズンのチャンピオンに輝いたＭ・フェルスタッペンの今後について、次のように評価した。

『マックスは完璧なシーズンを過ごしたね。彼がF1にきた頃は、“スピードもあるし、全てを持ち合わせているが、少しやり過ぎてミスをすることがある”とよく言われていたのを覚えている。』

『若い時はそれが普通だよ。でも、彼はどんどん良くなっているし、今年はあまりミスをしていない。ジェッダ（サウジアラビアGP）の予選でミスをしたかもしれないが、あれだけ攻めていたのだから、起こり得ることだ。』

『ワールドチャンピオンを手にすると、走り方も考え方も変わってくるものなんだ。1回でもタイトルを獲得すれば、プレッシャーもなくなるよ。いつ攻めるべきか、いつリスクを減らすべきか、さらによく分かるようになって、最終的にはもっと素晴らしいドライバーになるハズだ。』

今年、フェルスタッペンはＬ・ハミルトンと接戦を繰り広げ、ついにワールドチャンピオンを獲得した。来シーズンはタイトルの称号であるカーナンバー「1」をつけ、タイトル防衛に挑む。

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