ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、“F1最後の予選”となったアブダビGP・予選で3台のマシンがトップ10に入り、明日の決勝レースにむけて次のように語った。
『ホンダF1にとって最後の予選となったアブダビGP予選は、レッドブルのフェルスタッペンが今季10回目のポールポジション獲得という、素晴らしい結果を得ることができました。フェルスタッペンが、良いパフォーマンスを見せたことはもちろんですが、4番手となったチームメートのペレスが彼にに上手くトウを与え、良いチームプレーがあったことも大きかったです。』
『アルファタウリの角田については、予選3回目の1回目の走行でコースからはみ出したためタイムが抹消されたことは残念でしたが、ここ7戦で6回目の予選3回目進出に加え、今週末はここまでのシーズンに比べても、安定感、パフォーマンスともに一段と向上が見られ、成長を感じさせてくれています。角田は、予選トップ10の中でメルセデスの2台とともにミディアムタイヤでレースをスタートしますので、そのアドバンテージを生かしてもらえればと思います。』
『ガスリーについては、2セットともにミディアムタイヤを使用して予選2回目突破を狙いましたが、トラフィックの影響を受けたことなどもあり、ラップを上手くまとめることができず12番手に終わりました。2台ともに速さと安定感をレースでも発揮して良い、レース結果に結び付けてくれることに期待したいと思います。』
『今日は明日のレースに向けて良い予選結果で終わることができましたが、チャンピオンを獲得するには明日のレースで、ライバルの前でフィニッシュしなければなりません。ミディアム・タイヤでスタートするメルセデスAMGの2台に対し、レッドブルの2台はソフトタイヤでのスタートとなりそれぞれ戦略が分かれることになります。』
『パワーユニットとしても、さまざまに変化する戦況とそれに合わせたチームの戦略に、柔軟にかつ迅速に対応できるよう、さらに準備を進めていきます。我々にとって最後のレース、チャンピオンを獲得を目指して、全力を尽くし、悔いの残らないレースで締め括りたいと思っています。』
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