ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、M・フェルスタッペンが優勝を飾ったメキシコGPを次のように振り返った。
『今日のメキシコシティGP決勝は、3番手からスタートしたレッドブルのフェルスタッペンが前の2台を押さえて1コーナーでトップに立ち、そのままレースをリードして優勝を果たしました。4番手からスタートしたペレスは、スタート直後の1コーナーで前車がスピンして3番手にポジションアップ。終盤はハミルトンを追い詰めたものの、残念ながらオーバーテイクには至りませんでしたが、母国GPで初表彰台の3位を獲得しました。3戦連続でレッドブルはダブル表彰台を獲得し、最終盤のチャンピオンシップの戦いに向けて、チームとして良い形になってきていると思います。』
『アルファタウリのガスリーは、5番手スタートからポジションを上げ、レース中良いペースをキープして4位フィニッシュと、こちらも良い結果を残すことができました。週末の開始から力強い走りを見せていましたので、それをレース結果につなげてくれたことを嬉しく思っています。角田についてはスタート直後の不運な接触によりリタイアとなりました。ここではガスリーとともに非常に速く、パワーユニット交換のペナルティでスタートポジションが下がってしまいましたが、そこからの力強いレースを期待していただけに、残念でした。』
『パワーユニットとしても高地での戦いということで、それに合わせたセットアップが必要となりますが、HRD SakuraとHRD UKでの事前テストやチームとのシミュレーションが非常によく機能して、パワーユニットの持てる力を十分に発揮できたと考えています。週末を通して力強い走りをしてくれたドライバー、ホンダの研究所、そしてチームのメンバーに感謝したいと思います。チャンピオンシップについても、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを広げたことに加え、コンストラクターズチャンピオンシップでトップに1ポイント差まで詰め寄ることができ、今後に向けて大きな意味のあるレースになりました。来週は連戦でブラジルでのレースになります。次のレースでも良い結果を得られるよう、ここから万全の準備を進めていきます。』
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