FIAは、ハンガリーGP直前に受け付けたレッドブルからの訴えについて、却下した。
レッドブルは、イギリスGP・決勝で生じたM・フェルスタッペンとL・ハミルトンのクラッシュに関して、新たな事実を提示して再審理を求めていた。FIAはレッドブルから受け取ったアピールの書類を審査したが、新たな事実はないとして却下の判断となった。
レッドブルは申請書類の内容を明らかにしていないが、両マシンのGPSデータからクラッシュを避けることは可能だったと訴えた。また、レッドブルはイギリスGP後にフィルミング・デイを実施し、A・アルボンがハミルトンの走行ラインをトレースし、クラッシュが必然だったと結論を導いていたようだ。
FIAがレッドブルの訴えを却下したことで、イギリスGPのレースリザルトが確定する。ハミルトンの優勝が確定し、これ以上の審理も行われない。
[2021.07.31]
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