ピレリは、アゼルバイジャンGP・決勝でL・ストロールとM・フェルスタッペンがタイヤのトラブルに見舞われた件について、「外的要因」がパンクチャーを引き起こしたとの結論がほぼ固まった。
ピレリは決勝レース後に“タイヤの構造に問題は無かった”と初期調査を発表。トラブルが生じたタイヤをイタリアに持ち帰り、研究施設で詳細調査を続けていた。
ストロールとフェルスタッペンのタイヤとも直前までパンクチャーの兆候は生じておらず、ドライバーも問題を感じ取っていなかった。ピレリは予選・決勝前にタイヤの圧力を上げることを推奨していたが、レッドブルとアストンマーチンはこの対応に従わなかった。フェルスタッペンのタイヤの圧力は他のドライバーよりも低かったことが要因と推測されたが、明確な関連付けはできなかった。
決勝レースでは、コースが非常に汚れており、アクシデントでパーツのデブリが落ちていたことが要因と最終結論づけられる見込みだ。調査報告のレポートは、まもなく両チームに送られる。
[2021.06.15]
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