可夢偉,とても走れる状態ではなかった
ザウバーの小林可夢偉は,スタート直後のアクシデントが原因でモナコGPをリタイアで終えたことについて,次のように振り返った。
『日曜の決勝レースは前のベッテルがプライムでスタートするのは分かっていました。ただ,僕はスタートでフォースインディアをきっちりと抜いておきたかったのでオプションでスタートを希望したんです。スタート自体,今シーズン最高のスタートで,ベッテルとポジションを争っていたし,1コーナーの進入ではライコネンにも並んでいました。目の前でグロージャンがスピンして,インかアウトどちらに避けるかは一瞬の判断でした。ベッテルはぎりぎりのタイミングでインへ逃げて,ベッテルの真後ろにいた僕はベッテルが過ぎた後にグロージャンがイン側に動いていたので,アウト側へ避けようとしたら,今度はグロージャンがうしろに下がってきて,行き場がなくなった状態で,フロントはかわせたんですけど,内輪差でリヤタイヤが当たって飛びました。
1周走ってピットに戻って,プライムタイヤに履き変えてコースインしたんですけど,サスペンションが壊れていて,なんとか何周かしてみたけど全然曲がれないコーナーとか出てきて,ヘアピンなんか曲がりきれなくてバックしないといけないんじゃないかというぐらいで,とても走れる状態ではなかったのでガレージに戻ってリタイアしました。レース結果を見ると,ボーナスポイントのレースだったと思うので悔しいですが,次のカナダではきっちりと入賞して取りこぼした分を取り返したいと思います。』
[2012.05.29]
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