メルセデスAMGのL・ハミルトンは、トスカーナGP・決勝で2回目の再スタートの際にフロント・タイヤから白煙が上がっていたことについて、“ブレーキ火災”が生じていたことを明らかにした。
トスカーナGPでは、赤旗中断もあり2回目のスタンディング・スタートが行われた。ハミルトンがグリッドにマシンをつけた際、フロント・タイヤ付近から比較的多くの白煙が上がった。当初は、冷却用ドライアイスの残りが気化したものやブレーキダクトの温度による白煙が疑われたが、ハミルトンはこのときの事象を次のように明かしている。
『フロントのブレーキ温度が(理想よりも)200℃ちかく離れていたんだ。だから、温度が低くなっていた方を上げようとして一生懸命にプッシュして、1000℃近くにまで上げたんだ。そして最終コーナーからスタートまでは冷やそうとしていた。』
『グリッドにつくと煙がたくさん出て、そしてある段階で炎をみたような気がして心配だったよ。幸いにもスタートが早く切られたから、そこからは問題はなかった。ただ、限界だったのは間違いない。』
なお、メルセデスAMGはこのときの白煙が“火災”であったことは認識している。しかし、走り出すと消火されることが分かっており、マシンにダメージを及ぼすものでもないことからレースを続行させた。
[2020.09.17]
[関連記事] |
・メルセデスAMG関連トピック ・L・ハミルトン関連トピック |
---|
中国GP・スプリント予選でポールポジションを獲得したマクラーレンのL・ノリスは、雨が強くなる難しいコンディショ…
レッドブルのM・フェルスタッペンは、中国GP・スプリント予選を4番手終えて、次のようにコメントした。 『コース上…
中国GP・スプリント予選で6番手につけたレッドブルのS・ペレスは、雨の影響を大きく受けたセッションを次のようにコ…
RBのD・リカルドは、中国GP・スプリント予選で14番手につけ、このレースから使用しているスペアマシンに好感触を持…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2024年 4月(126件) ・2024年 3月(205件) ・2024年 2月(149件) ・2024年 1月(155件) ・2023年 12月(154件) ・2023年 11月(182件) ・2023年 10月(191件) ・2023年 9月(197件) ・2023年 8月(170件) ・2023年 7月(205件) ・2023年 6月(175件) ・2023年 5月(185件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |