メルセデスAMGのL・ハミルトンは、トスカーナGP・決勝で2回目の再スタートの際にフロント・タイヤから白煙が上がっていたことについて、“ブレーキ火災”が生じていたことを明らかにした。
トスカーナGPでは、赤旗中断もあり2回目のスタンディング・スタートが行われた。ハミルトンがグリッドにマシンをつけた際、フロント・タイヤ付近から比較的多くの白煙が上がった。当初は、冷却用ドライアイスの残りが気化したものやブレーキダクトの温度による白煙が疑われたが、ハミルトンはこのときの事象を次のように明かしている。
『フロントのブレーキ温度が(理想よりも)200℃ちかく離れていたんだ。だから、温度が低くなっていた方を上げようとして一生懸命にプッシュして、1000℃近くにまで上げたんだ。そして最終コーナーからスタートまでは冷やそうとしていた。』
『グリッドにつくと煙がたくさん出て、そしてある段階で炎をみたような気がして心配だったよ。幸いにもスタートが早く切られたから、そこからは問題はなかった。ただ、限界だったのは間違いない。』
なお、メルセデスAMGはこのときの白煙が“火災”であったことは認識している。しかし、走り出すと消火されることが分かっており、マシンにダメージを及ぼすものでもないことからレースを続行させた。
[2020.09.17]
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