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メルセデスAMG、新機構「DAS」を投入

メルセデスAMG、新機構「DAS」を投入

現在、スペインのバルセロナ・サーキットでは合同テストが行われているが、メルセデスAMGがテスト2日目に投入した「DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)」と呼ばれるシステムに注目が集まっている。

メルセデスAMGは、バルセロナ合同テストでニューマシン「W11」を本格的に走らせ、マシン熟成を急いでいる。メルセデスAMGはテスト初日からトップタイムをマークする好調をみせたが、ニューマシンに搭載された新機構のステアリングホイール「DAS」が速さの要因と推測される。

メルセデスAMGはDASの詳細を明らかにしていないが、マシンを上面から見た際のタイヤ前輪角度「トー」を制御すると考えられている。L・ハミルトンのオンボード映像を見ると、ストレート直前にステアリングホイールを手前に引く動作をし、トーが変化していることが分かる。そしてストレートが終わるタイミングでステアリングホイールを押して元のポジションにし、それに合わせてトーも戻っていることが分かる。

トーは、コーナリング特性を考えて“トーアウト(前輪側が外向き)”に設定されるのが一般的だ。しかし、ストレートではタイヤの摩耗や負荷の原因となってしまう。ストレートでW11のコーナリングを見ると“ステアリングを回した角度”と“実際にタイヤが動いている角度”が一致していないことが分かっており、DASはトーの変化を最大限に活かしているようだ。

なお、メルセデスAMGはW11にDASが搭載されていることを認めている。また、この機構についてはFIAと技術的なコミュニケーションを行い、レギュレーションに合致していると主張している。

[2020.02.21]


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