ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、今シーズン最終戦・アブダビGPでM・フェルスタッペンが表彰台に上がり、計3台のマシンがポイント圏内で完走して締めくくることができ、長いシーズンを次のように振り返った。
『今日のレースではレッドブルのフェルスタッペンが2位表彰台を獲得、そしてホンダパワーユニットを搭載するマシン3台が入賞を果たすことができ、良い形でシーズンを締めくくることができました。
フェルスタッペンはタイヤをマネージしながら素晴らしいドライビングを見せてルクレールをオーバーテイクし、ドライバーズランキング3位を確定させるなど、今日も良い走りを見せてくれました。アルボンも6位入賞と、良い形でルーキーイヤーを終えてくれました。』
『トロ・ロッソについては、クビアトが非常に上手くタイヤをマネージし、全ドライバー中で最長となる41周目までピットインを伸ばしたことが奏功し、9位入賞を果たしました。チームの戦略とともに良いレースをしてくれたと思います。ガスリーについてはスタート直後の接触の影響により残念ながらポイント圏外に終わる形になりました。』
『今年はホンダにとって2015年の復帰以来、初めて2チームにパワーユニットを供給しました。2つのチームと良いコミュニケーションをとりながら、レッドブルとは3勝を挙げ、トロ・ロッソとも2度の表彰台を獲得するなど、確実に前進を果たせた一年になりました。』
『4人のドライバーと両チームはもちろん、懸命に開発をプッシュしてくれたHRD Sakuraとミルトンキーンズのファクトリーのメンバー、そしてサプライヤーの方々の努力に対して、改めて感謝の言葉を送ります。社内の他部門の技術協力も含め、ホンダとして一丸となって戦った一年だったとも感じています。そして、シーズンを通して熱いご声援を送ってくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。今年はとても良いシーズンを送ることができました。しかし、まだまだ我々が目指している場所には到達していません。来年もさらなる高みを目指し、戦いを続けていきます。』
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