今週、日本のトップメーカーであるトヨタがF1から撤退して、10年の歳月をむかえた。
トヨタは様々なモータースポーツ活動に参戦しているが、2002年にF1へ本格的なフル参戦を開始。エンジンだけではなく、マシンの開発も行い、フル・コンストラクターとしてF1に挑戦した。当初は経験不足もあり信頼性や競争力の獲得に苦労したが、それでも順調に成長を遂げ、表彰台争いに加われるまで成長した。
トヨタはウィリアムズへもエンジン供給を行い、若手育成プログラムを通して中嶋一貴や小林可夢偉をF1へステップアップさせた。中嶋一貴は日本初の二世F1ドライバーとして着実に実力を示し、小林可夢偉もデビュー早々にJ・バトンとサイド・バイ・サイドのバトルをみせて関係者を驚かせた。
トヨタのF1活動は順調に見えたが、リーマンショックに端を発する経済状況悪化により、F1活動の見直しを余儀なくされた。2009年シーズンを終えた直後の11月4日に豊田章男社長と山科忠チーム代表が都内で記者会見を行い、F1撤退を正式に発表した。会見の席で山科忠代表は号泣し、F1活動の打ち切りに無念をにじませた。
なお、トヨタはF1撤退後も当時のホームページを「F1アーカイブ」として維持し、F1活動の歴史を公開している。
■トヨタ「F1アーカイブ」
[2019.11.08]
[関連記事] |
・トヨタ関連トピック |
---|

ピレリは、イタリアのフィオラノ・サーキットでタイヤ・テストを開始した。 ピレリは年間を通してタイヤ・テストの実…
ウィリアムズのJ・ボウルズ代表は、チームとの契約を延長し、今後も長期的にチーム運営にコミットをすることを決め…
ウィリアムズはリリースを発表し、J・ボウルズ代表と契約を延長したことを明らかにした。 ボウルズ代表は2023年にウ…
今週、F1はアメリカのニューヨークで映画『F1』のワールドプレミアを開催したが、メルセデスAMGのK・アントネッリは…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 6月(119件) ・2025年 5月(192件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |