ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、今週末のアメリカGPにむけて次のように語った。
『先日のメキシコGP後の撤収作業は雷雨の中で大変なものとなりましたが、チームはそこからすでにUSグランプリが開催されるテキサス州オースティンに到着し、今週末に向けた準備を開始しました。到着したオースティンは、現在小雨混じりで外気温8度という状況ですが、週末に向けて天気は回復する予報が出ていますので、いい天候の中でレースができることを祈っています。』
『レースが開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、アップダウンが多いことが一つの特徴で、特に急な登り坂の後に来る1コーナーはこのサーキットならではです。そして、それ以降のセクションには鈴鹿のS字など、他のサーキットの有名なコーナーを模したものが随所にレイアウトされていることも知られています。パワーユニットの観点では通常のサーキットと同様に、過去のデータをもとに最適化を進める形になります。』
『インディカープロジェクトに長く携わっていたため、ここ米国は私自身多くの思い出がある、第二のホームと感じられる場所です。今回はかつての同僚であるHPDのメンバーも多数訪れますので、彼らとの旧交を温めるとともにホンダ内でのレースカテゴリーの技術交流をさらに進めるという観点でも前向きなものにできればと思っています。』
『また、今回はホンダのF1が2015年に復帰してから100戦目という、節目のレースとなります。ここまで積み重ねてきた歴史に恥じない結果を残せるよう、メンバー一同、全力で臨みます。』
[2019.11.01]
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