ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、日本GP・決勝結果を次のように振り返った。
『今日は、昨日の台風の影響により、予選と決勝が同日に行われるという変則的なスケジュールになり、チームメンバーにとっては忙しい一日になりました。午前の予選では、ホンダ・パワーユニットを搭載する4台のうち3台がトップ10に入り、午後の決勝に向けてまずまずの結果を得ることができました。』
『しかし、決勝ではスタート直後の第2コーナーでフェルスタッペンが接触によりフロアに大きなダメージを負い、残念ながらリタイアすることとなりました。そのような中でも、アルボンが初めて走行するここ鈴鹿サーキットで素晴らしい走りを見せ、4番手のポジションを確保したこと、また、昨年あと一歩のところで最後に入賞を逃したガスリーが、後方から迫るライバルの猛追をしのぎ、8位入賞となったことは良かったと感じています。』
『今日は例年よりもさらに多くの皆さまにサーキットに駆けつけていただきました。皆様からの温かいご声援は、いつも我々のパワーになっています。本当にありがとうございました。今年は我々が目指していたような結果を得ることはできませんでしたが、来年はもっと競争力をつけて戻って来られたらと思っています。これからも応援をよろしくお願良いたします。』
[2019.10.13]
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