ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、オーストリアGP・決勝レースでM・フェルスタッペンがトップのC・ルクレールを追い上げた際、エンジンがトラブル寸前の限界状態だったことを明かした。
『エンジンの冷却に関して、限界ギリギリでした。もちろん、高温のせいで私たちのパワーユニットもセーブすることを余儀なくされました。ただ、我々としてはできるだけのパワーを絞りだそうと試みました。』
『私としてもこれほどの競争になるとは思っていなかったですし、これほど強いと予想していませんでした。前戦ではメルセデスが非常に速く、フェラーリといくらか競いあえたくらいです。それがオーストリアGPでは違い、我々は力強いパフォーマンスを見せることができ、これには驚かされました。』
フェルスタッペンのエンジンは、2位を走るV・ボッタスをオーバーテイクする直前にセンサーのトラブルを抱えた。しかし、ホンダとレッドブルのエンジニアは冷静に対処方法をフェルスタッペンに伝え、システムをリセットさせて問題を解決した。ホンダは優勝を狙うため、エンジンのパフォーマンスをあげる「モード11」の使用を決断し、フェルスタッペンの追い上げを後押しした。
[2019.07.03]
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