今シーズン、ホンダは昨年に比べエンジンのパワーを上げているが、アップデート版を次戦・アゼルバイジャンGPで投入する可能性が噂されている。
ホンダは、今シーズン用に開発した「RA618H-2019」を複数回アップデートすることを予定。最初のアップデートは、モナコGPもしくはカナダGPで実施されるとみられている。アップデートの効果は20馬力近くあると見積もられている。しかし、モナコGPは低速市街地コースでドライバーズ・サーキットのため、アップデートの効果は限定的とみられる。そのため、昨年はカナダGPでアップデートが投入された。
アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地サーキットは、超ロングストレートをもつハイスピードサーキット。直角に曲がるコーナーが連続してストップ&ゴーが多く、エンジンのパワーが直接的にタイムに影響する。そのため、エンジンのアップデートをかけるには好ましいレースとなる。
今シーズンのレギュレーションでは、パワーユニットは年間3基までグリッド降格ペナルティ無しで使用することが出来る。アゼルバイジャンGPでスペックアップした2基目を使うと、今シーズンの残りのレースのやりくりが厳しくなるが、“ペナルティ覚悟で交換”に踏みきる可能性がある。もしくは、トロ・ロッソのみが最新スペックを使用し、効果を確認する“実験台”になることもありそうだ。
[2019.04.19]
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