F1を運営するリバティメディアは、今シーズンから国際映像を映すテレビカメラの配置を見直し、マシンやレースがより魅力的に映るように工夫することを決めた。
FOMで国際映像の運用を担当するD・ロッケは、今年からテレビ映像に“工夫”をもたらすことで、F1のスピード感や迫力が増すことを予告した。
『全てのカメラ位置について考え直す必要がある。もしグランドスタンドにいてF1を見ることになれば、それは信じられないほどだよね? カメラアングルやレンズ、そして少しばかりの“だまし”により、実際ほどドラマティックではなく、速くないように見せられてしまう。』
『だからこそ、我々は様々な方法で“小さなトリック”を検討している。高速で走るマシンを表示するため、ホイップパン(ある被写体から別の被写体にカメラを素早くパンして被写体の間の画像を頻繁にぼかす動作)でマシンのハイスピード感を見せたり、少しばかりエッジを効かせて見せることが出来る。昨年、日本GPのようにいくつかのコースでは、マシンがよく見えるようなハイライトもあったよ。』
FOMの国際映像サービスの裏側では、今年からAmazon Web Servicesを導入して国際映像のインフォメーション表示の改善を図る。タイヤ交換やピット、レース戦略や順位変動をより分かりやすく豊富な状況を提供することで、テレビ視聴者を増やしたい意向だ。
FOMは2月のバルセロナ合同テストで新しいテレビ中継システムを試し、開幕戦のオーストラリアGPから本格導入を予定している。
[2019.02.01]
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