昨日、マクラーレンのＦ・アロンソは今シーズン限りでのF1引退を発表したが、後任ドライバーの選定が佳境に入っている。
アロンソの後任には、ルノーのシートを失うＣ・サインツJrが確実視されている。既に両者の交渉はほぼまとまっていると考えられ、早ければ今週末にも正式発表されると模様だ。
サインツJrはレッドブルからルノーへとレンタル移籍中だが、Ｄ・リカルドのルノー移籍によりＰ・ガスリーの昇格が確定的で、レッドブル・グループで空いているシートはトロ・ロッソしかない。トロ・ロッソは若手育成を基本としているため、サインツJrが再びシートに収まることは難しく、マクラーレンへ移ることで新たなキャリアを開拓する可能性が高い。
一方、サインツJrのチームメイトには、Ｌ・ノリスの指名が濃厚だ。Ｓ・バンドーンは2シーズンで結果を残すことが出来ず、目立ったスポンサーも抱えていない。ノリスはマクラーレンの育成ドライバーであり、Ｚ・ブラウン代表が自らマネジメントするドライバーであるため、F1ステップアップをするだけの条件が揃っている。
［2018.08.16］
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