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フォース・インディア、破産手続きを開始

フォース・インディア、破産手続きを開始

フォース・インディアは、イギリスのロンドンの裁判所を管轄として破産手続きに入ったことを認めた。

フォース・インディアは中堅チームとしてグリッド中団で競争力を発揮してきたが、財政面は常に不安定で資金不足だった。当初、チームオーナーであるV・マルヤ会長がインドで起こしたキングフィッシャー航空による豊富な資金援助があったが、オーナーが詐欺容疑で逮捕状が出たり、同航空の経営不振から次第に資金が枯渇。インド系のスポンサーも離れていった。

最近、チームはイギリスのエナジー会社と資本提携して資金を供給してもらい、チームの延命を図ったがうまく行かなかった。今シーズンの参戦にあたっては、シーズン開幕前から資金難であったため、リバティ・メディアが資金提供を行ったとの憶測もあった。

ロンドンの裁判所では、7月27日付で手続きを開始。破産申請は、チームにエンジン供給を行うメルセデスとS・ペレスの双方から出された模様だ。フォース・インディアはメルセデスへのエンジン代金支払いがストップし、約14億円の支払いが求められているという。また、メインスポンサーの「BWT」とペレスはスポンサー持ち込みにもかかわらず債務が履行されていないとして、手続きに入ることを決めた。

フォース・インディアは、今後は管財人の下でチーム財産の売却を行い、請求者への返還にあたる。ただし、チーム運営を続けることの方が利益に繋がると判断された場合は、第三者へのチーム売却の可能性を探る。チーム売却先の候補としてはL・ストロールの父親やロシアの富豪の名前が浮上しているが、これまでの話し合いでは不調に終わっており、先行きは不透明だ。

今週末、フォース・インディアはハンガリーGPに参加しており、金曜日フリー走行までは終えている。土曜日以降のセッション参加については確定していない。

[2018.07.28]


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