昨年までF1の経営を行ってきたB・エクレストンは、FIAやリバティ・メディアが提案した2021年からの新レギュレーションに対してフェラーリが難色を示していることに関連して、フェラーリが撤退の道を選択する可能性を示唆した。
『フェラーリは、勝利が出来ないのであれば新しいレギュレーションを提案するぐらいのことをするだろう。自らが苦労し、資金面でもサポートできないような規則になるのであれば、彼らはF1から撤退をするだろう。フェラーリは予算制限など望んではいない。資金は使えるだけ使うことを望んでいるし、私はかねてから“資金を用意できないチームはF1を去るべき”と言ってきたはずだ。もし、3チームか4チームになってしまうのであれば、(運営者側も)何らかのことをしなければならないだろう。だがそういったことは起こっていないし、これからも生じないだろう。もし全部のチームが“余裕がない”というのであれば、エントリーしなければよいだけの話だ。』
フェラーリは、FOMから“長年の参戦功労金”として年間約100億円を受け取っているとされるが、リバティ・メディアは予算制限と公平性を担保するためこれらの特権廃止を目指している。しかし、フェラーリのS・マルキオンネ会長は“砂場と認識できないほど変えられた砂場で遊ぶことはない”とコメント。F1のレギュレーションが劇的に変わり“F1のDNA”が失われるようであれば、今後も参戦し続けることに意義を見いだせないと強く牽制した。
[2017.11.06]
[関連記事] |
・リバティ・メディア関連トピック ・フェラーリ関連トピック ・B・エクレストン関連トピック |
---|

大阪府大阪市北区にあるモータースポーツバー「ミュルサンヌ」は、今月末から8月にかけて「OGUTAN NIGHT(オグタン …
タイ政府は、将来的なF1誘致のための予算を計画し、閣議決定した。 タイではこれまでに何度かF1誘致の可能性が浮上し…
今週火曜日、レッドブルのM・フェルスタッペンがベルギーのスパ・フランコルシャンでGT3マシンのテストを行った。 …
間もなく公開される話題の映画『F1』は、公式Xで「US版ポスターセット」のプレゼントキャンペーンを開始した。 映画…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 6月(109件) ・2025年 5月(192件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |