ホンダは、今週末のイギリスGPでＦ・アロンソのパワーユニット交換を実施し、最新のスペック3を改めて搭載する予定だ。
ホンダはオーストリアGPからスペック3のパワーユニットを本格導入したが、初日終了後にアロンソのMUG-Hの問題が発見されたため、スペック2に戻してレースを戦った。イギリスGPでは問題を解決した新品のスペック3を登載するが、必然的に10グリッド降格ペナルティを受けることになる。
マクラーレンとホンダは、この機会にMUG-Hの他にも様々なパーツを交換し、大量グリッド降格を覚悟している。イギリスGPが開催されるシルバーストーン・サーキットはオーバーテイクが比較的しやすく、ペナルティを受けても決勝レースでリカバーのチャンスがある。チームは、ハンガリーGP以降のレースを見据えた“戦略的なペナルティ”を決めているようだ。
［2017.07.14］
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