トロ・ロッソは、スペインのバルセロナ・サーキットでニューマシン「STR12」を公開した。
トロ・ロッソは昨年はフェラーリ・エンジンを搭載していたが、今シーズンはルノー・エンジンに再び載せ替える。チームは新レギュレーションへの適合と合わせて、ルノー・エンジンの載せ替えのため、マシンを完全に新設計することになった。また、今シーズンからカラーリングを一新させ、ライト・ブルーへと変更された。
STR12は、新レギュレーションに合わせてフロント・ウィングを大型化させた。トロ・ロッソは昨シーズンも複雑なフラップが特徴だったが、STR12でもフロント・ウィングのエレメントは複数構造のうえ曲線的なものが多用され、少しでもグリップを稼ごうとする姿勢がうかがえる。
リア・セクションは、シンプルにまとめ上げた。トロ・ロッソはリア・セクションをオーソ・ドックスにまとめ上げる傾向があるが、今年も同様となった。今年はルノー・エンジンに載せ替えたことが影響しているのか、リア・部分がやや“余裕を持ったデザイン”にまとめ上げられている。
［2017.02.27］
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