先月、フェラーリがメルセデスAMGやレッドブルのサスペンションの合法性をFIAに投げかけ、サスペンションのあり方について議論がわき起こっているが、この問題の解決策として「アクティブ・サスペンション」の復活が検討されていることが分かった。
FIAは、フェラーリから提出されたFRICサスペンションに似た機構の合法性について、今月末には見解を纏めて発表する。その過程で各チームとはサスペンションのあり方について議論が進められているが、マクラーレンからアクティブ・サスペンションを復活させる案が出された。各チームも賛成の意向を示している。
アクティブ・サスペンションは、電子制御でサスペンションの油圧をコントロールし、マシンの車高を一定に保つことができる。F1では1987年にロータスが初導入し、1992年にウィリアムズが本格導入して各チームが一気に採用した。
アクティブ・サスペンションの復活が検討されている背景には、「レギュレーションで規定しても完全には防ぎきれない」問題があるため、それであればこの部分の規制を緩くして自由な開発を許可し、各チームの公平性を担保することを目指す。アクティブ・サスペンションは高価で開発費が掛かるため、一部で前チーム統一パーツの導入が検討される。アクティブ・サスペンションの搭載が許可されたとしても、早くても2018年シーズンからとなる。
[2017.02.18]
[関連記事] |
・全般トピック関連トピック |
---|
家庭用ゲームソフト大手のEAは、最新レースゲーム『F1 24』に登場するレジェンド・ドライバー達のゲームイメージを公…
F1をはじめとしたモータースポーツ写真を撮り続けてきた原富治雄さんが、今月11日に他界した。享年74歳。 原富治雄さ…
デザインテック企業のRDSは、RBの角田裕毅とパートナーシップを結んだことを発表した。 RDSは、「今日の理想を、未来…
テネシーウィスキーで有名なジャックダニエルは、マクラーレンとコラボレーションした特別パッケージを数量限定で発…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2024年 5月(90件) ・2024年 4月(184件) ・2024年 3月(205件) ・2024年 2月(149件) ・2024年 1月(155件) ・2023年 12月(154件) ・2023年 11月(182件) ・2023年 10月(191件) ・2023年 9月(197件) ・2023年 8月(170件) ・2023年 7月(205件) ・2023年 6月(175件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |