今シーズン限りでの電撃引退を決めたメルセデスAMGのN・ロズベルグは、今回の決断について次のように語った。
『25年前にレースを始めて以来、ワールドチャンピオンになるのはボクの夢の1つだった。タフなハードワークや苦痛、犠牲を通して、ボクにとってタイトルは目標だったんだ。そして今、タイトルを獲得することができた。ボクは目標の山を登ることができたし、そのピークにいるんだから、これは正しいと感じるよ。今、ボクにとって最も強い感情は、この夢のためにボクのことを支えてくれたみんなへの心からの感謝だよ。
鈴鹿でのレースに勝利し、タイトルの運命がボク自身の手に入った瞬間から、大きなプレッシャーが始まった。そして、ワールドチャンピオンになったならば、ボクはレース・キャリアを終えることについて考え始めたんだ。アブダビGPの日曜日の朝、“これがボクにとって最後のレースとなるかもしれない”と分かっていたし、そう思うとスタート前に頭がクリーンになった。全ての経験をエンジョイしたかったし、スタートのシグナルが消えると、これまでの人生で最も集中した55周を走り切ったよ。
引退は月曜日の夜に決断したんだ。1日おいてから妻ビビアンと(マネージャーの)ゲオルグに話しをして、トト(ウォルフ代表)にも伝えたんだ。今回の決断を難しくすることとして、ボクのレーシング・ファミリーを難しい状況にしてしまうことだ。だけど、トトは今回の決断を直ぐに理解してくれたし、ボクを安心させてくれた。ボクにとってレースで最も誇りとなる業績は、シルバー・アロウの驚異的なメンバーと共にワールドチャンピオンに勝ったことだ。今、ボクはこの瞬間を楽しむために(FIA表彰式の)この場に居るよ。これからの1週間を味わって、シーズンを振り返って、これから巡ってくるあらゆる経験を楽しむ時間がある。その後、ボクは人生の次のコーナーを曲がって、これから何が待ち構えているのか見てゆきたいよ。』
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