マクラーレンのＦ・アロンソは、母国レースのスペインGPをリタイアで終えたことについて、結果を残せず悔しがった。
『午後のレースではマシンにまずまずの感触があったけど、私はグッド・スタートを切ることができず、そこで全てを失ってしまいました。だから、ボクのレースは1コーナーに到達するまでに事実上終わってしまったよ。その後は50周にわたってジェンソンを追従したけれど、今日のレースでは常にトラフィックに引っかかっていたから、なんの制限もない状態で走ったり、マシンの真の速さをみせつけることがあまりできなかった。レース終盤、何故かパワーを失ってしまったし、ハッキリした原因はまだ分かっていない。マシンの競争力がそれなりにあったにもかかわらず、ボク達はそれを活かすことができなかった。今日はメルセデスの両ドライバーがリタイアしたから、ポイントを獲得する良いチャンスだったのにネ。ボク達はこれからも改善を続ける必要があるよ。』
アロンソはレース終盤まで順調に走行を続けたが、45周目にエンジン・パワーを突然失った。マシンを降りた直後はグローブを投げつけ、悔しさを表した。
［2016.05.16］
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