オーストラリアGP・決勝、マクラーレンのF・アロンソとフェラーリのK・ライコネンは共にリタイアをしたが、二人ともエンジンが無傷だったことが明らかとなった。
アロンソはレース中盤に大クラッシュを起こし、マシンが横転して大破するアクシデントに遭った。マシンの大半のパーツが吹き飛ぶ酷いアクシデントだったが、その後のチームの調査で「エンジン」「ギアボックス」へのダメージは最小限に留められ、次戦以降も使用可能であることが判明した。
一方、ライコネンは22周目にパワーを失ってピットイン。マシンから出火して消化器で消し止められた。チームはマシンを分解したところ、タービン部分に問題が生じていたものの、エンジン本体は無事だった。
エンジンやギアボックスは、シーズンを通して使用可能数に制限がある。開幕戦でエンジンを1基失うことになればシーズンの戦いが難しくなるところだったが、両ドライバーともエンジンが無事であったため、今後のレースへの影響はない。
[2016.03.24]
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