ホンダのF1プロジェクト総責任者を努める新井康久氏は,マクラーレンのレーシング・ディレクターを努めるE・ブーリエが“苛立ち”を示していることについて,ヘッドハンティングをしての体制強を次のように否定した。
『ヘッドハンティングするというのは素晴らしい考えですが,私としてはフェラーリやメルセデスのどこかのエンジニアと契約するのは,非常に難しいと考えています。機材やシミュレーションなどあらゆることが(エンジン・メーカーごとに)文化が全く異なっているので,彼らが我々と共に働くのは難しいでしょう。もちろん,彼らは非常にスキルが高いでしょうが,我々とどのように仕事をしてゆくか学ぶのに長くかかりすぎます。』
ホンダは長期間の雇用で日本的なワークスタイルを求める傾向にあり,エンジニアが短期間で離脱するような状況は望んでいない。そのため,エンジン開発において外部人材の登用はこれまで目立った形では行っていないのが実情だ。
[2015.08.13]
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