FIAは,次戦シンガポールGPから導入する「ドライバーへの無線指示の制限」に加えて,「サインボードでの情報伝達」にも一定の制限を加えることを決めた。
「サインボード」は,ピットから掲示される情報板のことで,ホームストレートを通過するドライバーに掲げて様々な情報を伝えている。FIAはこの情報を制限することで,“ドライバー本位のレース”になることを目指している。
なお,FIAは無線やサインボードで“伝えることができる情報”について,次のようにガイドラインを示している。これらの制限は次戦シンガポールGPから導入され,一部は次々戦の日本GPからの導入となる。
■伝えて良い情報
・ラップタイム
・セクタータイム
・前後のドライバーのラップタイム/ギャップ
・「プッシュしろ」「レース相手は○○だ」といった通知
・タイヤのパンク/ダメージ警告などの情報
・次に装着するタイヤのコンパウンド選択
・イエローやブルーなどフラッグに関する情報
・セーフティーカー出動の有無
・路面コンディションに関する情報
・ドライバーからのメッセージ受信確認に関する通知
■伝えてはいけない情報
・他のドライバーのセクタータイムの詳細
・ライバルのセッティングに関する情報
・ブレーキバランスやそれに関する調整の情報
・バーンアウト二関する情報
・ギアボックスやパワーユニットの設定調整情報
・燃料の流量セッティングの情報
・クラッチポジションやマップに関する情報
・暗号や隠語と推測されるメッセージ
[2014.09.17]
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