マクラーレンとレッドブルは,空力エンジニアのD・ファロウズの獲得を巡る論争を終結することを決めた。
今春,マクラーレンは“ガーデニング休暇中”であったレッドブルのD・ファロウズを引き抜き,空力担当者として獲得したことを発表。しかし,その直後にレッドブルがファロウズを“空力主任担当者”に昇格させる新人事を発表し,引き留め交錯を実施した。
この結果,ファロウズはマクラーレンへの移籍を蹴ってレッドブルに残留をしたが,両チームはこの事態を法廷に持ち込んで言い争うことを明らかにした。カナダGPの週末,R・デニス代表とC・ホーナー代表はこの問題について話し合いを行い,これ以上の論争を止めることで合意し,マクラーレンが引き下がることになる。
なお,ファロウズと共にマクラーレンへ移籍することになっていたP・プロドロモウは,予定どおり来年から移籍が実現する見込みだ。
[2014.06.11]
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