ピレリは,イギリスGPでタイヤにトラブルが相次いだことを受け,次戦のドイツGPではタイヤの内部ベルトにケブラー素材を用いることを決めた。また,次々戦のハンガリーGPからはコンパウンドを2012年仕様に戻し,タイヤの安全性を確保する。
ピレリはイギリスGPでのトラブルを分析し,「2013年から導入した左右非対称タイヤの影響」「タイヤプレッシャーの設定が低すぎることの影響」「マシンの極端なタイヤキャンバー角度」「シルバーストーンのターン4の縁石の影響」など複数の要因があったことをレポートしている。ピレリにとっては今シーズンの最新スペックを諦め,いったん2012年仕様に戻してトラブル再発を防止する。
[2013.07.03]
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