今週末のイギリスGPより,FIAはブロウン・ディフューザーのオフスロットル時の作動を禁止することを決めていたが,一部のエンジン・メーカーに対して「猶予」の措置を打ち出して現場が混乱している。
当初,全エンジンメーカーに対してイギリスGPからのルール徹底を言い渡していたが,メルセデス・エンジンがクランクケース内のガスを排気でブロウンとしているため,この構造設計変更による信頼性確保ができないことから「猶予」が認められた。一方,ルノー・エンジンに対しても「50%オフスロットルの容認」を認める方針だったが,土曜日のフリー走行直前に取り消された。
FIAは木曜日の段階から各チームと緊急ミーティングを行っており,ブロウン・ディフューザー禁止に対する意見調整を行っている。土曜日には各チームのエンジニアやエンジン・メーカーも参加して話し合いが行われているが,レッドブルはレギュレーションが定まらない現状に不快感を示している。一部の関係者の間では「ドイツGPからブロウン・ディフューザー禁止の撤回」の意見も出ており,しばらくは混乱が続きそうだ。
[2011.07.10]
[関連記事] |
・FIA関連トピック |
---|
レッドブルの広報担当者は、A・ニューウェイの離脱が噂されていることに関して、確定した話ではないとして否定した…
ドイツの大手誌をはじめ複数のヨーロッパメディアが、A・ニューウェイが「レッドブル離脱」を決断したと報じている…
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は、特番「WEDNESDAY F1 TIME」を公開した。 「WEDNESDAY F1 TIME」は、F1…
今週、アルピーヌのP・ガスリーがイギリスのエンストンにあるファクトリーで「トールマン TG183」に特別に乗り込ん…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2024年 4月(165件) ・2024年 3月(205件) ・2024年 2月(149件) ・2024年 1月(155件) ・2023年 12月(154件) ・2023年 11月(182件) ・2023年 10月(191件) ・2023年 9月(197件) ・2023年 8月(170件) ・2023年 7月(205件) ・2023年 6月(175件) ・2023年 5月(185件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |