ブロウン・ディフューザー禁止,“猶予”などで現場が混乱
今週末のイギリスGPより,FIAはブロウン・ディフューザーのオフスロットル時の作動を禁止することを決めていたが,一部のエンジン・メーカーに対して「猶予」の措置を打ち出して現場が混乱している。
当初,全エンジンメーカーに対してイギリスGPからのルール徹底を言い渡していたが,メルセデス・エンジンがクランクケース内のガスを排気でブロウンとしているため,この構造設計変更による信頼性確保ができないことから「猶予」が認められた。一方,ルノー・エンジンに対しても「50%オフスロットルの容認」を認める方針だったが,土曜日のフリー走行直前に取り消された。
FIAは木曜日の段階から各チームと緊急ミーティングを行っており,ブロウン・ディフューザー禁止に対する意見調整を行っている。土曜日には各チームのエンジニアやエンジン・メーカーも参加して話し合いが行われているが,レッドブルはレギュレーションが定まらない現状に不快感を示している。一部の関係者の間では「ドイツGPからブロウン・ディフューザー禁止の撤回」の意見も出ており,しばらくは混乱が続きそうだ。
[2011.07.10]
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