来シーズン,F1はレギュレーション改定により「V6・ターボエンジン」が導入されるが,このエンジン価格が高騰しているようだ。
現在,来シーズンの主な供給メーカーとしてメルセデス/フェラーリ/ルノーの3社が中心になるとみられている。このうち,レッドブルやロータスにエンジンを供給するルノーは,約30億円と高額なエンジン費用を提示。メルセデスは約24億円から26億円を提示しており,フェラーリは約20億円を見積もっている。チャンピオンチームであるレッドブルや各メーカーのワークスチームは割引価格での提供が期待できるが,下位チームにとっては非常に重い負担となる。経済不況から資金難に直面する各チームにとっては,エンジン費用の捻出に頭を悩ませることになりそうだ。
[2013.05.18]
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