フェラーリ，2013年型マシンはTMG風洞を全面活用
現在，フェラーリは2013年にむけたニューマシン開発を急いでいるが，このマシンはトヨタがドイツのケルンに設置する「TMG」の風洞を全面活用して開発されている。
フェラーリはマラネロのファクトリーに風洞施設をもっているが，施設の老朽化や“実測と風洞でのデータが違う”症状があるため，改善が必要とされてきた。このため，来シーズン用のマシンは全面的にTMGの風洞を使って開発され，空力開発のハンディを克服したい意気込みだ。TMGはトヨタがF1を戦っていた時のファクトリーで，最新の風洞やムービングベルトを備えている。トヨタのF1撤退後は他チームに設備を貸し出し，開発サービスを提供してきた。
［2012.12.29］
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