ホンダのトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原 伸太郎氏は、今週末のベルギーGPにむけて、次のように意気込みをみせた。
『スパは2026年シーズン最長のサーキットであり、複雑なコーナーセクションを持つテクニカルなコースとして、ドライバーやファンから人気のサーキットのひとつです。ロングストレートと高速コーナーが組み合わさっており、ドライバーのアクセル操作の予測や、1周を通じたエネルギーマネジメントの最適化という観点で、エンジニアにとっても非常にチャレンジングなサーキットです。』
『サーキットの長さに対して回生可能な電気エネルギーの量が非常に限られるため、エネルギーマネジメントに関してパワーユニット・マニュファクチャラーにとって重要な評価の場となります。そのため、ロングストレートでのMGU-Kの出力を含めたデプロイメント戦略がより重要となります。またパワーユニットへの負荷も大きく、パフォーマンスだけでなく信頼性も求められます。』
『オランダGPでの新エンジン投入まで残り2レースとなる中、現行スペックで得られるデータや経験を最大限蓄積することも重要です。ここで得られた知見は、今後新パワーユニットを使用するサーキットの中でも、モンツァのようなロングストレートを持つコースで活かしていきます。』
『さらに不確定要素となるのが、変わりやすい天候です。シルバーストンではドライコンディションが続きましたが、今回初めて本格的なウェットコンディションでのセッションになる可能性があります。天候に関しては何が起こってもおかしくないと考えています。』
[2026.07.15]
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