FIAは、マシン下部に設けたれたチタンプレートに関して、加熱処理を施す工夫を取り締まる方針を定めた。
現在のF1では、マシン下部にはスキッドプレートとチタンプレートが設置されている。チタンプレートは、プランクで作られたスキッドプレートと同じ平面で合わせて設置される。チタンプレートが路面に接触するとマシンから火花が飛び散るシーンが見られる。
サンパウロGPでは、複数のチームが“チタンプレートに熱を持たせる”デバイスをマシンに設置していたようだ。チタンプレートは、熱を持つことで素材の特性により膨張する。そうすることによりスキッドプレートより高さができ、スキッドプレートが削れるのを防ぐことが出来る。結果的にマシンの車重を下げることが可能となり、ダウンフォースで有利になる。
マシンがピットに戻る際、どのドライバーもスロー走行で戻ってくるが、チタンが冷却されて収縮して元の形状に戻る。そのため、車検の際も“違反無し”となる。
サンパウロGPでは、スプリント・レース後にFIAが“チタンプレートに熱を持たせる”デバイスの除去を命じた。そのため、予選の段階でマシン・バランスを乱して順位が大きく変動したチームがあった。
このデバイスは全チームが何らかの形で採用している。FIAは、来シーズンから技術規定を改定し、これらのデバイスを取り締まっていく。
[2025.11.17]
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