FIAは、メキシコGP・決勝で生じた「マーシャルとF1マシンの接近事案」について、当事者となったレーシング・ブルズのL・ローソンを擁護する声明を発表した。
決勝レーススタート直後、1コーナーから2コーナーにかけてマシンがひしめき合い、マシンパーツが飛散した。ダブル・イエローフラッグが出され、マーシャルが回収に向かったが、その際にマーシャルと本コースを走行してきたローソンのマシンが急接近した。ローソンは急減速を行い、マーシャル達もコース外へ逃げたため。マーシャルとF1マシンの接触は避けられた。
FIAとメキシコGPの主催者は直ぐに原因調査に乗り出した。当時、マーシャルに対して「マシンが接近しているためコースに出ることの命令回避」が出されていたが、2名のマーシャルがこれに反して作業を行っていた。また、ローソンは事前にダブル・イエローを認識して減速を行ったことがデータロガーから確認された。
メキシコGPの主催者は、2025年10月29日の時点で「ローソンのダブル・イエロー無視が原因」との声明を発表していた。しかし、昨日になってFIAはこれを打ち消す声明を発表し、ローソンは減速行動をとっており非はなかったと結論づけた。
なお、FIAは今回の事案の調査には依然として多くの時間が掛かるとしている。今後も調査と検証を続け、最終結果がまとまりしだい正式公表する。
[2025.11.01]
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